おせちの定番品目は、数の子やきんとんなど黄色の食材が多いです。
なので、隣り合う品目は同色系のものよりも、違う色のものを並べると見た目が華やかになります。
緑色のものは少ないため、かいしきなどをあしらうとより綺麗になります。
海老・いくらなどの「赤」
数の子や伊達巻などの「黄」
若桃の甘露煮やかいしきなどの「緑」
黒豆や昆布巻などの「黒」
上記の4色をバランスよく盛り付けることで、見栄えもよくなるので、おいしそうに見えます。
重箱や小鉢、プレートによってお料理の印象が変わり、様々な盛り付けを楽しむことが出来ます。
お料理とのコントラストでぐっとしまった印象になり、お料理が引き立ちより豪華に見えます。
爽やかで華やかな印象に仕上がります。
どんなものでも美味しそうに見える定番で、お料理の彩りが際立ちます。
光を反射することで、料理が明るく見える効果があります。
圧迫感もないので、複数のお料理を乗せるプレートなどに使う小鉢はガラス製がおすすめです。
シンプルなお料理でも華やかに演出できる柄物のお皿は、小鉢にもおすすめ。
少しハードルが高いと感じる人は、内側が無地のものを使うと◯。
塗りのものを使うと格調高くなり、料亭で使用されているような雰囲気を出せます。
柚やすだちをくり抜いて釜を作り器代わりにすると見た目もよく、柑橘の香りが料理に移り、また違った美味しさに。
あしらいとは、料理などを盛り付ける際に下に敷いたり、添えたりするものの総称のこと。刺し身のつまや薬味、焼き物に添える大根おろしなどもあしらいとして知られています。
料理の味や香り、見た目を引き立てる役目だけでなく、器を汚さない、においを移さないという実用性や、縁起物としても使われていることが多いです。
特に、料理の下に敷く紙や木の葉などのことは「かいしき」と呼ばれています。
かいしきには様々な種類がありますが、お正月に特に人気の高いものをご紹介いたします。
常緑で樹齢が長く、「松竹梅」で最上級の長寿のシンボルとして知られています。
平面的なお重の中に入れると、立体感が出てにぎやかに。
抗菌・防腐作用があり、丈夫なので飾り切りなどにも適しています。
昔、笹が少ない関西では葉蘭が多く使われたそうです。
花の少ない冬に、真っ赤で美しい果実をつける植物です。
千両・南天という名前もおめでたいとして、縁起物だといわれています。
「裏白」という名前から、裏表のない潔白な心を表す縁起物とされています。